「親になって良かった!」「ほめることのすばらしさ」「気持ちを笑顔に」
このプログラムを受けられた方の感想です。
今、子育てに自信のない方や子どもとの接し方に悩む方、2歳から12歳までのお子さまを持つ親御さんを対象とした講座です。
『Triple P』プログラムとは、オーストラリアのクィーズランド大学にマット・サンダース教授らにより作られたプログラムです。世界でも子育てプログラムの先端を行くプログラムです。30年以上にわたる研究により、その効果が支持されています。Triple Pは、日本を含む世界25カ国で、数百万の家庭を支援しています。
講座内容
Level 4 Group Triple P
2歳から12歳までの子どもを持つ家族のための講座
Group Stepping Stones Triple P
2歳から12歳までの障がいのある子どもを持つ家族のための講座
●子育てがうまくいくための5つの簡単なステップ
- 安全に遊べる環境づくり
生活の中で必要な技術を身につけるために、子どもに必要なのは、遊びと自分の周りの探求です。 - 積極的に学べる環境づくり
子どもが助けを求めてきたり、話したくて近づいてきた時は、物事を学びやすいタイミングです。1~2分でいいですから、子どもに目を向け、前向きに接しましょう。 - 一貫したわかりやすいしつけ
子どもには、予測しやすく一定した環境が一番です。わかりやすルールや制限を作り、適切な結果を使って対応しましょう。ルールが破られたら、落ち着いて、公平で、子どもの年齢に合った結果で対処します。 - 適切な期待感を持つ
完璧な人はいません。子どもも大人もそうです。ですから、子どものできる範囲以上(またはそれ以下)を期待するのはやめましょう。 - 親としての自分を大切にする
自然なことですが、子育ては時間のかかる仕事です。時には、子育てが生活のすべてになってしまっているように感じることもあるでしょう。自分のニーズを満たすために、何か支援を得たり、友達と時を過ごしたり、気晴らしをする時間を作ったりするよう心がけましょう。一人の時間も少しは必要ですよ!
●親が身につける技術子どもの発達を促す10の技術
- 子どもと建設的な関係を作る
- 子どもとの良質な時間を作る
- 子どもと話す
- 愛情を表現する・好ましい行動を育てる
- 子どもを褒める
- 注目して気持ちを伝える
- 夢中になれる活動を与える・新しい技術や行動を教える
- 良い手本を示す
- 時をとらえて教える
- アスク・セイ・ドゥ
- 行動チャート
●子どもの問題行動に対応する7の技術
- わかりやすい基本ルールを作る
- 会話による指導
- 計画的な無視
- はっきり穏やかな指示
- 問題に応じた結果で対処する
- クワイエットタイム
- タイムアウト
子育ては元来とてもやりがいのある、啓発的で楽しめるはずのものです。同時にきつくて辛く、いらいらし、くたびれるものでもあります。親の仕事は、次世代を育てる重要な役割を持っているのに、ほとんどの人は充分な準備をせずこの役を始め、試行錯誤を通じて学んでいきます。愛情に満ちた、子育てにふさわしい条件が整った環境で、健康で行儀のよい子どもを育てるのは、どの親もむずかしいことです。
これが正しい子育てという一つの決まった方法はありませんし、どう子どもを育てるべきかという考えは様々です。極端に言えば、ひとりひとりの親が自分の子どもの行動を扱う方法を見出す必要があると言えます。トリプルPは子育てに役立つ多くの方法や考えを提供し、皆さんが子育てに励まれるのを応援します。
→ 実際に『グループトリプルP』を受講された親御様の感想はこちら
開催日 | 火曜日、木曜日 |
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時 間 | 午後1:30~3:30 |
定 員 | 12名 |
受講料 | 17,000円(税別)/テキスト代:2,900円(税別) |
講 師 | ●中塚利彦 Level 4 Group Triple P/Stepping Stones Triple P/Facilitator ●渡邊悦子 Stepping Stones Triple P/Facilitator |